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カテゴリ:Fujita/art director( 85 )


2018年 11月 12日

「か かた かたち」

元々は建築家の菊竹清さんが提唱した理論らしいのですが、
これは対象が何であってもデザインという行為に応用できそうです。

認識と実践のプロセスの三段階理論で、下記の様な階層になっています。
か ・・・・ 本質/原理/思考
かた ・・・ 実体/技術/体系
かたち ・・ 現象/感覚/形態
そして、認識のプロセス(かたち→かた→か)

実践のプロセス(か→かた→かたち)となります。

僕は、デザインは3つの段階で成立していると考えています。

一つ目はモノやコトの「本質」(か)

二つ目はそれを組み立てていくための「仕組み」(かた)

そして最後に、ビジュアルとして表出される「形態」(かたち)です。

「形態」は、「本質」を「仕組み」でつなげることで初めてかたちになる。

かたちの認識プロセスは、

〈かたち〉を現象として感覚する段階(かたちを認識する段階)

〈かたち〉の中にある普遍性や法則性を理解する(かたを認識する段階)

〈かたち〉の原理、本質を扱う(かを認識する段階)

本質があり、実態があり、形態がある。

僕は、「デザイン」という言葉を名詞ではなく動詞だと捉えています。

もちろん、感性や個性に頼る部分もありますが、

表現の技術だけで成立するのではなくて、本質を理解した上で

目的に辿り着くまでの「考え方」まで含まれているのが

デザインという行為だと思います。

Fujita art director


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by brookstudio-f | 2018-11-12 11:55 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 10月 25日

産学プロジェクト「売れるパン」をつくり出す


講師を務める専門学校浜松デザインカレッジで、グラフィックデザイナーを目指す学生が、企業からの要望にこたえ、社会の中でデザインをどう機能させるのかを実践の中で学ぶ機会として、事業者と学生のコラボレーションによる「売れるパンをつくりだすためのデザイン提案」の実習を授業で行いました。

遠州食品加工業協同組合※に所属する株式会社マルト神戸屋(浜松市東区市野町2750 担当者 落合正浩)が浜松調理菓子専門学校(浜松市中区広沢122 校長 天野又一)の学生とチーズとチョコレートを使ったパンの商品開発のアイデアを募り、クランベリー&チョコクロワッサン¥200とダブルスネーク・チーズデニッシュ¥200が商品化されました。これを受け浜松デザインカレッジの学生が、遠州バザール1020日・21日で販売するために「欲しい」と思ってもらえるPOPのデザインの制作実習をしました。

そしてこのたび、学生デザイナーによるビジュアル・プレゼンテーションが行われ、各チームがアイデアをビジュアルに表現して、事業者様側にプレゼンテーションしました。
Fujita art director


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by brookstudio-f | 2018-10-25 09:10 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 09月 25日

発芽玄米の商品開発×学生デザイナー

講師を務めている専門学校デザインカレッジで、事業者と学生のコラボレーションによる「発芽玄米を売るためのデザイン提案」の実習を授業で行いました。課題は「そのまま食べられる発芽玄米を、保健営業員のノベルティに活用してもらうためのメッセージの開発」です。商品のどんな価値を、どう訴えれば「欲しい」と思ってもらえるのか?という課題を解決するために、何を、どう表現するかを実習しました。発芽玄米を売るためのネーミング、ロゴタイプ、パッケージ・デザインのビジュアル・メッセージを学生達がチームになって表現をして、事業者に提案をするプレゼンテーションを行いました。

Fujita/art director
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by brookstudio-f | 2018-09-25 10:52 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 08月 21日

デザインで「売れる」をつくり出す

少し前になりますが、7月25日に「デザインで売れるをつくり出す」セミナーのパネルトーク 経営者がデザイナーと組む理由に登壇しました。
事例を紹介した静香園さんは磐田原台地100%の生粋のお茶をつくろうと地元の農家の方とおいしいお茶づくりを目指して、農林水産大臣賞を受賞するまでにいたりました。こうして3代目も真摯にお茶づくりに向き合っています。
僕は、おいしいお茶はつくることはできませんが、見えない価値をメッセージにして伝えることで静香園のお茶をおいしいと思ってもらえる道筋を整えることはできる。少ない時間でしたが、そんな話をさせて頂きました。

FUjita/art director
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by brookstudio-f | 2018-08-21 12:11 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 07月 16日

ブランド・アイデンティティ

ブランド・アイデンティティとは、企業が望むブランドのあるべき姿であり、顧客や社会にブランドをこのように受け止めてもらいたいと思う姿を現したものといえます。このため企業の内省によるブランドの自己規定だけでなく、顧客の立場から規定されるブランド・コンセプトや、市場の視点から規定されるブランド・ポジションといった概念も含まれます。

アイデンティティの根底には、フィロソフィーをベースにした「ブランドの世界観」があるべきです。アイデンティティを構成する要素はフィロソフィー(ミッション、ビジョン、価値観)、ベネフィット、属性、パーソナリティとなります。ブランドのベネフィットとは、顧客に提供しようとする便益です。属性とは、主に製品やサービスが備えている特性であり、客観的・定量的に示すことができる事実です。発信者のイメージは、「パーソナリティ」として受信者の表象に形成されます。これらを、整理しながら、言葉で構築化して、ブランド・アイデンティティを表出させることが重要です。

Fujita/art director













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by brookstudio-f | 2018-07-16 17:49 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 05月 14日

顧客志向

顧客の「認知」を「購買」につなげるために、段階に対応した状態を作り出すことがマーケティングです。
商品の価値を顧客によく理解してもらうための情報を提供することで
「売れる仕組み」をつくります。
これは顧客の求めているものを提供することで顧客満足をつくりだすことであり、
自分たちの都合から事業を考えるのではなく、顧客のニーズを重要視して顧客との
信頼関係をつくりだすことが目的です。
顧客志向マーケティングへの懸念としてよく挙がることの一つに、顧客の声ばかりに耳を傾けていると、
自社の強みや事業領域が不明瞭になってしまうというものがあります。
そうした懸念は顧客志向という言葉を誤って捉えています。
顧客志向とはどんな顧客の声でも聞くということではなく、
自社のミッション、ビジョンに応じた顧客のニーズに応えるということです。

顧客志向とは、「自社の商品やサービスを、お客様に認めてもらうためにはどうすればいいのか」
という視点を持った考え方でもあるのです。
Fujita/art director


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by brookstudio-f | 2018-05-14 09:47 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 04月 08日

ブランド=デザインという誤解

ブランディングには、本質を探るという視点と、
カタチに表現するという

デザインの力が必要です。

しかし、カッコイイデザインや,
かわいいデザイン、インパクトのあるデザインでつくったけれど、
売れないという不幸な事例も数多くあるのも事実です。


ブランディングとは、お客さまに、他と違う価値を正しく伝えることです。

市場と自社の現状や競合他社の動向を把握し、
ブランドの立ち位置と大きな方向性を決めるブランドの設計が必要です。
市場と自社を整理して、コンセプトを立て

骨格となるストーリーをつくる組み立てをします。

そのコンセプトをお客さまとの接点で、
目に見える形に変換するのがデザインです。

「良いものをつくっているが売れない」
「おいしいものをつくっているが売れない」

こういう声をよく聞きます。

ブランディングには、その商品やサービスの本質に立ち返り、
お客さまが何に価値を感じているのか?
どんなコトを望んでいるのか?
を客観的に分析する視点が必要です。

お客さまが「いいな、これ」「おいしそう」
と思わなければ、商品を買うことはありません。

使ってみたり、食べてみたりの体験がなければ
「愛着」や「おいしい」は生まれません。

このお客さまの「愛着」と「おいしい」までの
道のりをつくるのが、デザイナーの仕事です。

Fujita/artdirector



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by brookstudio-f | 2018-04-08 11:21 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 03月 14日

ブランド・コミュニケーション

ブランドは、差異化された一定のイメージであり、伝えべきことを整理し正しく伝えることが
ブランドコミュニケーションです。
コミュニケーションのメッセージの構造は「誰が伝えるのか」を示すパーソナリティと
「何を伝えるのか」というプロポジションに分解できます。
プロポジションを構成するのが、ベネフィットと属性です。
ベネフィットがメッセージの中核を成し、パーソナリティはその背景や文脈になる役割であり、
属性はどちらにもなりうるもの。
とくに重要なのは、パーソナリティと属性、ベネフィットの整合性です。

受け手は、誰のメッセージかに注目します。
コミュニケーションにおいては、まず顧客に受けいれられるパーソナリティを規定すること、
それと整合性のとれた属性、ベネフィットでメッセージの内容を構成することが重要になります。
ブランド・アイデンティティ、ブランド・イメージ、ブランド・コミュニケーション
という3つの領域は、ベネフィット、属性、パーソナリティという3つの要素に
よってつながり、3つの要素は、企業と顧客にとって共通するブランド知識となり、
他の知識の文脈になりながらおたがいに結合し、意味を形成しています。

Fujita/artdirector






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by brookstudio-f | 2018-03-14 12:37 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 02月 12日

お客様にとっての意味

製品は工場で、商品はマーケットで、ブランドはお客様の心の中でつくられます。
新しい商品が生まれたとき、それはまだブランドではなく、お客様にとっては単なるモノでしかありません。
たとえそれが素敵なネーミングやパッケージデザインであっても、それはブランドではありません。
その商品がブランドになるのは、それがお客様にとって意味を持った時です。
お客様が、その商品に託された意味に夢を描き、想像力を刺激され、
その商品を使うことで得られる自己表現や愛着、その世界観を手に入れたいとしたとき、
はじめてブランドと呼べるものになります。
「単なるビジネス」と『優れた強いブランド』の分岐点はここにあります。
商品が他のものと識別され、そのブランドに関する情報や知識が文脈として、
見たり聞いたり使ったりしている人の心の中に蓄積されてゆくと、
ブランドは商品の価値を増減させる固有の価値を持つようになります。
Fujita art director











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by brookstudio-f | 2018-02-12 16:25 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 01月 09日

選ばれるということ

マーケティング、プロモーション、ブランディング、これらすべては、
お客様に「選ばれる」ための活動ということでつながっています。
お客様に「選ばれる」ということは、企業や商品・サービス、ブランドの意味や価値が、
それを伝えるべき人に魅力的に伝わっているから、「選ばれる」のです。

つまり、顧客とのコミュニケーションが成立しているということです。

私達の仕事は、コミュニケーション・デザインです。

意思・情報のやりとりによって、相互に理解や共感をつくりだし、人の気持ちを動かすこと。
コミュニケーションを機能させることで、モノと人、企業と顧客の
「つながり」や「良好な関係性」をつくりだすことです。

誰から誰に向けて、どんな方法で、どんな状況や文脈でメッセージを届けるのか、
そしてそれはどのように受け取られるか。その全体を考えるのが
コミュニケーション・デザインです。
「商品を売る」「ブランドをつくる」うえで「コミュニケーションをデザイン」
するという考え方はとても大切だと思います。

Fujita/art director





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by brookstudio-f | 2018-01-09 10:21 | Fujita/art director | Comments(0)