「デザインで『売れる』 をつくりだす」をテーマに
この地域を、この地域の力でより良くするをために、
経営側とデザイナー両方向の視点からデザインが生み出される視点や考え方、プロセスを伝え、
中小企業のデザイン思考の活用の意識醸成を目的に、2019年静岡デザインセミナーを開催しました。
ブルックスタジオは業務委託を受け、運営事務局を務めさせていただきました。
最終回のパネルトーク「売れるまでの道筋を整える」に
株式会社丸守の堀川守裕さんと一緒に登壇させていただきました。
パネルトークの3つのポイントは
1)おいしい以外の価値を探る
2)独自の価値を見つける、引き出す、組み合わせる
3)わかりやすいメッセージで伝える
今回のパネルトークでは、売れるための「仕組み」の部分を説明しました。
「届ける仕組み」だけがあっても、「欲しい」と思っていただけなければ売れません、
もちろんチラシの表現だけでも売れません。デザインは、表現のことだけだと思われがちですが、
機能する「仕組み」と「魅力的な表現」の両方がないと「売れる」はつくり出せない。
デザインは自己表現ではなく、必然を表現すること。デザイナーは、その企業や商品が最も本来的で、
もっとも望ましい”必然のカタチ“に辿りつくことをアテンドするぐらいのスタンスがちょうどいい。
そんな話をさせていただきました。
Fujita art director