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2015年 12月 27日

ブランドを再定義する

ブランドは、時の流れとともに、活性化が必要です。
新しいことをはじめる時、状況が思わしくない時には、立ち止まって、
そもそも自分たちの会社はどんな会社なのか、ブランド・アイデンティティの再定義が
必要な場合があります。
アイデンティティー(同一性)とは、自分自身だけしかない個だけの性質であり、
簡単に言えば個性のことです。それに「・・・らしさ」や「ポリシー」もこれにあたります。
ブランドとってブランド・アイデンティティとは、らしさの本質であり、根源的なものです。
ブランド・コンセプトはこのブランド・アイデンティティから導き出された、
ブランドが打ち出したいコンセプトを明確に表現したもので、
ブランドに象徴させたいもののことであります。
ブランド・アイデンティティを核として、ブランドのコンセプトを確立するためには
分析的アプローチが必要で、先ず自己分析が重要です。そのうえで、
顧客(カスタマー)、競争企業、事業戦略などを分析した上で十分理解しなければなりません。
そしてブランド・コンセプトを効果的なものにするには、
顧客と共鳴し(共感性)、競争戦略(競争企業とのブランドの差別化)を踏まえた上で
事業戦略を立てなければなりません。
ブランドとしての本質を探るブランド・アイデンティティの要素は
ブランド・ミッション ブランドが何を目指すのか、ブランドとしての使命は何か
ブランド・ビジョン ブランドは誰にとっての、どんな存在になりたいのか 志、展望
価値観 どんな価値観でビジョンを実現するのか その価値観はミッションにつながるか
ブランドプロミス ブランドとお客様との約束、ミッション、ビジョン、価値観をまとめたもの。
ブランドプロミスは、アイデンティティをあまり細かく定義しないで、シンプルにお客様への約束と
いう言葉で一本化するときに使われる場合が多い。

ブランド構築の出発点 
ブランド構築を考える際の構成要素は
「商品・サービス」「顧客との接点」「社員・スタッフ」3つの構成要素があります。
そして、ブランドの構築において重要なポイントは、これらブランドの構成要素に
「ブランド・アイデンティティ」を核とした「自社のコンセプト」や「コアバリュー(核となる価値)」を
反映させ、一貫させていくことになります。

今年も12月28日で仕事納めです。来年からいくつかのプロジェクトが進行します。
しばし、体を休め2016年のプロジェクトに備えます。

それでは、よいお年をお迎え下さい

Fujita/art director

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ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

by brookstudio-f | 2015-12-27 12:30 | Fujita/art director


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