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2014年 04月 14日

データのバックアップ

パソコンを使っているとデータがたまってきます。
データという物は空間としては場所を取りませんので、
あれやこれやと、つい色々保存しておいてしまいます。
仕事となれば尚更で、作ったデータや資料など、保存すべき物は増えていきますし、
パソコンの性能の進化により、最近のソフトは作成されるデータの容量も増える傾向にあります。
それらを確実に保存しておくためにはどうすればいいでしょうか。

ハードディスクを複数台組み合わせて使う「RAID」というシステムがあります。
RAID0からRAID10まで、台数や目的に合わせて種類があるのですが、
データのバックアップを目的に、1台のディスクが壊れても、壊れたディスクだけを取り替えれば、
データが失われずにすむ機能が一番の特徴ではないでしょうか。
当社でもRAID5を組んだシステムが稼働しています。

MACには、ディスクユーティリティというディスク管理のソフトが、
始めから入っているのですが、この中にはRAIDを組む機能もあります。
先日、それを使って、自宅で2台のHDDをミラーリングする「RAID1」を組んでみました。
2台のディスクを1台として認識し、データを書き込むと全く同じ物を2つのディスク上に作るため、
1台にトラブルが起きても、もう1台のディスクからデータを読むことが出来る、
RAIDとしてはかなりシンプルな方式ですが、それ故に信頼性も高いと言われています。
これを組むにあたり、前もって色々調べてみました。

ネット上でよく話題になっているのは、
「果たして一番信頼の出来るメディアは何か」というもので、
参考になる意見がたくさんありました。
ハードディスクはいつかは壊れるものである、
DVDは保存環境によっては数年で読めなくなる、
古いメディアだがMOは意外と長持ちする、などなど。
しかし結局完璧なデータ保存方法はないのです。
同じデータを複数のメディアで保存するのは基本ですが、
それで安心するのではなく、例えばRAIDを組んだシステムを定期的にチェックし、
温度変化や不良セクタなどないか見張ることや、
単純なことですが冷却ファンにほこりが溜まらないよう掃除したり、
トラブルの際にすぐ対処できるよう予備のディスクを用意しておくなど、
日頃からの管理運用に気を使うことが、最も大切なことなのだと思います。

Moriuchi/designer

データのバックアップ_b0147347_9462541.jpg


ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

by brookstudio-f | 2014-04-14 15:49


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