brookstudio blog

brookf.exblog.jp
ブログトップ
2013年 11月 25日

テレビの未来

パナソニックがプラズマテレビの工場を閉鎖するというニュースが、しばらく前にありました。
日本のテレビ産業は外国製品に押され、なかなか苦境に立たされているようです。
それに対抗し、テレビの需要を押し上げるためだと思われますが、
4K・8Kといった高画質の放送が2014年頃から始まっていく予定です。
しかし、それだけの高画質が必要でしょうか。
もちろん品質を上げるための、技術の進歩は歓迎するものですが、
ちょっと急ぎ過ぎではないかと感じます。

個人的に思ったことを列記します。
・今の2K画質でも十分綺麗に感じます。
 また、配信動画や携帯電話でのワンセグ視聴等体験してみますと、
 小さな画面でも楽しさは変わらないように思えます。
・前回需要が盛り上がったのは、地デジへの切換えが行われたためでした。
 今見ているテレビが使えなくなるという切迫した事情があったためでしたね。
 今後は東京オリンピックが控えていますが、そこまで盛り上がるとは到底思えません。
・そもそもテレビの画質に不満を感じている人って、どれぐらいいるのでしょうか。
 新しいテレビを購入した人も、古いテレビは他の部屋に残しておいて見ている、
 といった使い方が多いのではないでしょうか。画質と番組の楽しさは関係が薄いと思います。
・ネット配信やパソコン視聴をしている方も増えています。
 4K・8Kといった大きなデータを送ったり扱ったりする環境や性能が追いつくのでしょうか。
・機器や環境が整ったとしても、それに見合う番組が揃うのにも時間がかかるのではと思います。
 結局今までと同じバラエティが放送されるだけかもしれません。
 現在のテレビ番組には、ネットにアップされた動画をチョイスして放送しているだけの物もあります。
・高画質のテレビが開発され、発売されても、すぐに価格の安い海外の製品に置き換わってしまい、
 国内のメーカーはさらに苦しい状況になっていくという、
 今までの繰り返しになってしまうことも予想されます。

文句ばかりになってしまいましたので、素人考えですが一つ提案をしたいと思います。
外国の安い製品に対抗するには、いっそのこと国内のメーカー製品を統一して、
「NIPPON」ブランドを立ち上げてしまってはどうでしょうか。
最新の技術を活かした高画質や高音質は、どちらかと言えばマニア向けの物でしょう。
彼らは品質を重視し、それほど価格にこだわりませんので、
(むしろ高い方が売れるという場合もあります)そちらはそちらで各メーカーが開発を進め、
一般向けの製品はある程度の品質を維持し、
安く、手軽に購入できるようにするべきではないでしょうか。
メーカーの個性や技術開発がなくなっていくという懸念もありますが、
いずれにせよこのままではよろしくないことは確かです。
将来的には日本製のテレビがなくなってしまうこともあり得ると思います。
そこまでいかなくとも、ブランドは日本のメーカーですが中身はすべて海外製品、
といったことにはなっていく
(すでに一部進行中でしょう。パソコンなどもそうなりつつあります)と、思われます。
開発にかかるコストをなるべく抑え、短期間で市場に乗せて費用を回収する。
自動車メーカーが違う企業間でもOEMなどを行っているように、
テレビの世界も今までとは違ったやり方が必要になるのではないかと思います。
こんなことを門外漢である私が言っても仕方のないことです。
おそらく当事者の方々はもっと考えていると思いますし、ひょっとしたら私が知らないだけで、
既に進行しているのかもしれません。

Moriuchi/designer

b0147347_13454035.jpg



















写真は動画配信の代名詞的存在、YOU TUBE画面。このサイズでも結構楽しめてしまう物です。


b0147347_9462541.jpg


ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。
[PR]

by brookstudio-f | 2013-11-25 13:48 | Comments(0)


<< 紅葉シーズン終盤      必要な物を吟味する楽しさ >>