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2012年 12月 24日

総選挙

先週は衆議院の総選挙でした。
私も近くの小学校へと、投票に行きました。
小選挙区と比例代表のそれぞれを投票した後、
3つ目に最高裁判所裁判官国民審査の投票があるのですが、
毎回どうしていいのか迷います。

司法・立法・行政の三権の内、司法の審査に国民が関われる
とても重要な投票だと思うのですが、
実際、ほとんどの人は白紙で出しているのではないでしょうか。

あの投票用紙は、×を書けば否認ですが、◯を書くと無効票になってしまいます。
何も書かない場合が認めたことになるのですね。
そこからもう、少し分かりにくくなっています。
「分からなければ白紙で出してください」
などと声をかけてしまった投票所も過去にあったようです。

小選挙区の候補者は、地元の人ですし、名前や顔を良く見かけます。
比例代表も政党名ですので、情報はある程度入ってきます。
選挙が近づけばマスコミなどでも盛んに報道されますので、
自然と記憶していきます。

しかし、裁判官の方々はほぼ初めて目にする名前です。
少し調べてみたのですが、この審査に名前の挙がることは、
ほとんどの裁判官が、その任期中で1回限りだとの事です。
そして、この審査で罷免された裁判官は、過去に一人もいないようです。

あらかじめ調べておけば、誰がどんな裁判に関わってきたか分かります。
実際、ヤフーの選挙特集のページには、彼らの経歴などが載っていました。
しかし、いざ投票所の記入台で書き込もうと思った時には、
全員がほぼ初めて目にする名前ですので、
誰が誰だか分からなくなってしまうのです。

メモなどして持っていくのがベストだと思いますが、
投票所に簡単な資料を置いておいてくれれば助かるなぁ、と思うのです。
プリントアウトした物をラミネート加工などして、
希望の人に見てもらう、なんてやり方なら、そんなに費用もかからないのでは?
資料を見ている分、投票に時間がかかりますが、
私が投票に行った小学校は、混み合ってもおらずのんびりしたもので、
待つことも全くありませんでした。

若者の政治離れ、などとずいぶん前から言われていますが、
もう少し工夫をする余地が、まだあるのではないでしょうか。

Moriuchi/designer


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ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

by brookstudio-f | 2012-12-24 00:01


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