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2012年 03月 05日

紙媒体の未来

本が好きなので、家に本があふれています。
けれど置き場所は限られているわけですから、読まなくなった本は処分しなければなりません。
ある程度数がまとまると、古本屋に持っていくのですが、
ここ数年で買取価格はかなり下がってしまいました。

以前よく通っていた古本屋のおやじさんと少し話をしたところ、
もう市内に昔からの古本屋は片手ほどしか残っておらず、
新刊書店も半分以下になってしまったそうです。
かといってブックオフなどの新古書店も、それほど繁盛しているわけでは無さそうです。
特にマンガの値崩れはひどいとおやじさんはなげいておりました。

ネットで検索をかければ、
本屋では見つからなかった本がたやすく手に入れられる時代です。
電子書籍もまだ数は少ないですが、これからの主流になるのではと思います。
探せば見つかるという安心感が、本を熱心に買い揃えなくなった理由の一つでもあるでしょう。
確かに場所をとらないデータによる本は便利ですが、
紙というメディアの持つ簡便な特性にはまだ追い付いていません。
ぱらぱらとページをめくって中身を確かめたり、
特になにかを探すわけではなく紙面を眺めるといった行為には紙は向いていると思います。
将来、電子書籍のメディアが進化して、柔らかな素材を本を持つように曲げると
ページの画面がぱらぱらとめくれていく、そんな進化が見られるのかもしれません。

当社は紙媒体に限らず、WEBやサインなど、
色々なメディアのプロモーションツールを手掛けていますので、
紙媒体の良さが尚更鮮明に分かります。
紙の品質にこだわったパンフレットに載っている写真を、
画面上にあるデータと見比べてみると、
印刷物の方が、「深み」があるように感じます。
紙の持つ風合いや素材の手触り、表面の微妙な凹凸などが、
印刷された写真にそういった付加価値を与えているのではないかと思います。
手に持った時の重さや厚み、時には匂いまでも含めて、
「表現」の範疇に入るのかもしれません。

書籍や印刷物に限らず、音楽CDや映像のDVDも含めて、
おそらくこれからの時代は、データをネットを通じてやりとりする行為が
メインになっていくのでしょう。
紙がなくなってしまうことは有り得ませんが、
用途に応じたデータとの共存が進んでいくのだと思います。

Moriuchi/designer

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写真は当社で制作したパンフレット類。


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ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。
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by brookstudio-f | 2012-03-05 11:22 | Comments(0)


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