静岡産業大学のVIS(ビジュアルアイデンティティシステム)の中で、
視覚情報の核となるのがシンボルマーク、ロゴタイプです。
これを何らかのデザインアイテムにアプリケートして、
社会に発信することで大学のブランドビルディングにつなげていきます。
樹木に例えると、大学の理念や、コンセプトが樹木の根のようなものであり、
それがシンボルマーク、ロゴタイプという幹となり、アプリケートされて葉となり花となって、
その樹木のスタイルやイメージを規定することになります。
これがアプリケーションデザインシステムです。
ベーシックデザインが「いかに良いデザインをつくりだすか」だとすれば、
アプリケーションデザインは、「いかに良いデザインを運用するか」であるといえます。
この「運用する」ことによって、人の脳の中にイメージを活動させて
ブランドビルディングにつなげていきます。
Fujita/art director