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2017年 11月 27日

ブランドの特殊性「多層性」

みなさんは、普段買い物をするときにどんなことを重視されているでしょうか。
値段や機能、デザインなど、色々な側面があると思います。
何を買うかによっても、重視したいポイントはさまざまですよね。

ブランドには、3つのベネフィットが存在しています。
1つ目は、機能的ベネフィット。
たとえば靴を例に挙げると、「軽い」とか「疲れにくい」とか、
そのブランドが持っている、機能面におけるいいことです。
2つ目の情緒的ベネフィットはもっと感覚的なところで、
「形がかわいい」とか「これを履くと楽しい気持ちになる」とか、
好き・嫌いの部分もここに当てはまるでしょうか。
そして3つ目は、自己表現ベネフィット。
「この靴を履いていると、オシャレな自分を演出できる」とか、
そのブランドを利用することで、なりたい自分になれたり、
他人にアピールできたりすること。

一般に評価の高いブランドは、このように異なるベネフィットが
多層構造になっているものが多く見られるといいます。
これが「ブランドの特殊性」のうちのひとつ「多層性」です。
ブランドの所有者は、それぞれのベネフィットについて
お客様と同じように感じることはできません。
それがブランドの難しいところですが、
自分のものさしだけでものごとを考えるのではなく
いろいろな立場から考えてみることが大切だと感じます。

年末年始にかけて、普段よりも買い物に出かける機会が増えそうです。
伝える側の立場から、お客様の立場になって
考える機会をもっと増やしていけたらと思います。

Kato/designer

b0147347_9462541.jpgブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。
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by brookstudio-f | 2017-11-27 10:02 | Kato/designer | Comments(0)
2017年 11月 20日

ブランドの特殊性「無形性」

ブルックスタジオのある静岡県浜松市は

「遠州のからっ風」という名前が付くほど強く冷たい風が吹きます。

雪こそ滅多に降らない地域ですが、

その強い風によって体感温度がグッと下がりとても寒く感じます。

ブログを書いている本日もとても寒い一日です。

暖かい飲み物と一緒に、一息の休憩のお供になる内容をお届けできればと思います。


以前、「TRUE DESIGN NOTE」の中の「ブランドの特殊性“関係性”」について書きましたが、

本日は「無形性」についてご紹介します。


ブランドとは何か?…と問われた際に有形のモノを探すとそれを指し示す商品しかありません。

しかし、資産としてブランドを考えたときには、人々の心の中に蓄積される

ブランドに関する知識という価値に注目しなくてはなりません。


「ブランド知識」という価値は目に見えない、まさに無形です。

そのため「よくわからない」「つかみどころがない」と敬遠されてしまいますが、

案外私たちはこの「目に見えないもの」を選択の規準にしているものです。

企業のイメージや商品・サービスによって得られる価値など、

様々な自分の中に蓄積された知識によって、どの商品を選択するか考えています。


私たちブルックスタジオがお手伝いするのは、この目に見えないモノを探し出して整理し、

企業のアイデンティティや商品のコンセプトを明確にしていくこと。

そしてスローガンやキャッチコピーといった言葉から、

パンフレットやWEBなどのプロモーションツールを通して発信していくことです。

そうする事で、お客様に共感していただいたり新たなブランド知識として

心の中に蓄積されていきます。


この「目に見えないモノ」を無視してビジュアルをつくっても、価値は高まらず、

さらにはお客様の心の中にすら蓄積されないものとなってしまいます。


企業の中に居ると「見えない」モノでも、デザイナーの客観的な視点で見ることで

「価値が見える」ようになるのかもしれません。


Kobayashi/designer



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ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

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by brookstudio-f | 2017-11-20 12:06 | Kobayashi/designer | Comments(0)
2017年 11月 13日

グラパ賞2017




1111日に第5回グラパ賞の審査会が行われました。
今回は、カテゴリー別ではなく、過去3年間の仕事作品を自薦し、
1枚のポスターに編集して応募。
顕著な仕事に賞が与えられました。


1次審査20名通過、2次審査12名通過、3次審査8名、
そして6名がグラパ賞となりました。
グランプリは1名。審査委員賞は、4作品でした。


審査を横から眺めていて、
選ばれた6人のみなさんは「クライアントと近い距離で、
思いや志しを共有しながら仕事をされている」と感じました。
僕自身も依頼主と同じ方向を見て仕事をしている点はおなじ。
今回、とてもいい刺激になりました。
特に審査員の永井氏の、審査委員賞の作品
「クラフト紙と活版印刷でつくられた造園会社の名刺」
に対して
「土を触った手で、この名刺を渡しても、それが価値につながる名刺ですね。」
という講評は印象的でした。


fujita artdirector





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by brookstudio-f | 2017-11-13 16:25 | Fujita/art director | Comments(0)