brookstudio blog

brookf.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:Fujita/art director( 77 )


2018年 02月 12日

お客様にとっての意味

製品は工場で、商品はマーケットで、ブランドはお客様の心の中でつくられます。
新しい商品が生まれたとき、それはまだブランドではなく、お客様にとっては単なるモノでしかありません。
たとえそれが素敵なネーミングやパッケージデザインであっても、それはブランドではありません。
その商品がブランドになるのは、それがお客様にとって意味を持った時です。
お客様が、その商品に託された意味に夢を描き、想像力を刺激され、
その商品を使うことで得られる自己表現や愛着、その世界観を手に入れたいとしたとき、
はじめてブランドと呼べるものになります。
「単なるビジネス」と『優れた強いブランド』の分岐点はここにあります。
商品が他のものと識別され、そのブランドに関する情報や知識が文脈として、
見たり聞いたり使ったりしている人の心の中に蓄積されてゆくと、
ブランドは商品の価値を増減させる固有の価値を持つようになります。
Fujita art director











[PR]

by brookstudio-f | 2018-02-12 16:25 | Fujita/art director | Comments(0)
2018年 01月 09日

選ばれるということ

マーケティング、プロモーション、ブランディング、これらすべては、
お客様に「選ばれる」ための活動ということでつながっています。
お客様に「選ばれる」ということは、企業や商品・サービス、ブランドの意味や価値が、
それを伝えるべき人に魅力的に伝わっているから、「選ばれる」のです。

つまり、顧客とのコミュニケーションが成立しているということです。

私達の仕事は、コミュニケーション・デザインです。

意思・情報のやりとりによって、相互に理解や共感をつくりだし、人の気持ちを動かすこと。
コミュニケーションを機能させることで、モノと人、企業と顧客の
「つながり」や「良好な関係性」をつくりだすことです。

誰から誰に向けて、どんな方法で、どんな状況や文脈でメッセージを届けるのか、
そしてそれはどのように受け取られるか。その全体を考えるのが
コミュニケーション・デザインです。
「商品を売る」「ブランドをつくる」うえで「コミュニケーションをデザイン」
するという考え方はとても大切だと思います。

Fujita art director


[PR]

by brookstudio-f | 2018-01-09 10:21 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 12月 11日

美しい音が聞こえるだろうか

グラフィックには、「生き生きとした」「写実的な」という意味があります。伝えたいメッセージを情緒的、感情的メッセージにかえることが「表現」であり、言葉、ビジュアルを使って、メッセージをまさに生き生きとした表現として定着させるものが「グラフィック・デザイン」です。

デザインには、戦略への理解と、表現力、造形力が必要です。訴求力を高めるためには、商品特性や社会動向からコンセプトを引きだし、トーン&マナーを統一し、媒体別の展開計画、表現適性といった、さまざまな条件を検討・選択し、表現の質を高めていくことが大切です。伝えるべきものは何か?受け手に実感できる表現になっているか? 品性は保たれているか? 視覚的な刺激があり、なおかつ共感の得られる風を送っているか? 快い印象が感情に響いたとき、人はそれを記憶にとどめようとするのではないでしょうか。そして、快い印象が感情に響いたとき、人はそれを記憶にとどめようとするのではないでしょうか。そして、音のないグラフィックという世界でも、果たして人の気持ちを動かせるような、美しい音は聞こえているでしょうか?
Fujita/art director


[PR]

by brookstudio-f | 2017-12-11 09:10 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 11月 13日

グラパ賞2017




1111日に第5回グラパ賞の審査会が行われました。
今回は、カテゴリー別ではなく、過去3年間の仕事作品を自薦し、
1枚のポスターに編集して応募。
顕著な仕事に賞が与えられました。


1次審査20名通過、2次審査12名通過、3次審査8名、
そして6名がグラパ賞となりました。
グランプリは1名。審査委員賞は、4作品でした。


審査を横から眺めていて、
選ばれた6人のみなさんは「クライアントと近い距離で、
思いや志しを共有しながら仕事をされている」と感じました。
僕自身も依頼主と同じ方向を見て仕事をしている点はおなじ。
今回、とてもいい刺激になりました。
特に審査員の永井氏の、審査委員賞の作品
「クラフト紙と活版印刷でつくられた造園会社の名刺」
に対して
「土を触った手で、この名刺を渡しても、それが価値につながる名刺ですね。」
という講評は印象的でした。


fujita artdirector





[PR]

by brookstudio-f | 2017-11-13 16:25 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 10月 09日

「体験」や「感情」が重視される時代

コトラー 「マーケティングの未来と日本 時代に先回りする戦略をどう創るか」
の本のなかに、興味深いことが書かれていました。


自社が提供しているものは、競合他社が提供しているものと違うことを、顧客に体験してもらい、理解させる。
ビジネスとは「劇場」であり、体験型マーケティングとは、その舞台においてパフォーマンスを示すことだ。
「商品」や「サービス」を経済価値のある「経験」に変化させる努力をすべきである。

BJ・パインⅡとJH・ギルモア「経験経済 脱コモディティのマーケティング」

「経験は経済が扱う第四の売り物であり、サービスが財と区別されるように、経験はサービスと区別される」
とした上で、人は財よりも経験を消費するようになっていると主張した。


体験と同じように重要な戦略として、ストーリーティングがある。

ブランド構築に関して、人々の興味をひきつけるストーリーをどのように伝えるか。
ストーリーという言葉は、優れたブランドをつくる、という事の言い換えといってもよい。

ブランド構築は、そこで流された汗や、その商品にまつわる情熱についてストーリーを組み立てる、
ということだ。そして優れたマーケティングとは、消費者を興奮させ、
思わず声をあげさせるストーリーをつくることである。

こうした体験マーケティングよりもさらに踏み込んで、感情を揺さぶるマーケティングも存在する。
そこでは「需要」ではなく「感情」に働きかけるのだ。

さまざまなマーケティング活動において、感情を高めることで商品に対するコミットメントを強化できる。
マーケティングの戦略を策定するときには、「情緒的価値」をどのように高めるのか、
という戦術をあらかじめ用意しておく必要がある。

フェアフィールド大学のアルジュン・チョードリー「感情マーケティング 感情と理性の消費者行動」 

マーケティングも、ブランディングも時代や生活者の行動、情報の伝わり方によって変化してゆくのです。


Fujita art director





[PR]

by brookstudio-f | 2017-10-09 11:53 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 09月 05日

Corporate Identity System

企業は「会社をどうアピールするか」ということに加え、
「どうしたら人のこころの中に蓄積されるよりよいイメージが確立できるか」という
コミュニケーション戦略が必要です。企業という物体のないものを目指すべき形に視覚化し、
分かりやすく人々に伝えてゆくのがCIやロゴマークの役割です。
CIやロゴマークはその中心となる企業の顔ともいえるコミュニケーション
の核になるものです。優れた「名前」や「シンボルマーク」は、
どんな規範や広告活動よりも受け手の心理を動かす効率のよい経営ツールになるのです。

企業の経営理念に基づいたマインド(心、精神、意識)を視覚化してこれを
アイデンティティの中心にして、コミュニケーション活動をしてうまく運用し、
育ててゆくのが企業のブランディングであり、CIはコミュニケーションの表現要素に
統一性を持たせ、より効果的なコミュニケーション活動を行うことで、
ブランドとしてのイメージの内外の同一化を図り、
企業イメージの向上を目指し経営戦略に活かします。

Fujita/art director

[PR]

by brookstudio-f | 2017-09-05 10:41 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 07月 31日

「駿府の台所 静岡ごぜん」活性化プロジェクト

7月18日に、講師を担当する常葉大学造形学部造形学科3年生の授業の実習として、
店舗を通じて食の王国静岡の食材をアピールする
JA静岡経済連 畜産部の直営外食店「駿府の台所 静岡ごぜん」から課題を頂いて、
女性の利用客拡大のためのメッセージ開発と販促施策の提案の
ビジュアル・プレゼンテーションを行いました。
実際には6月20日に、学生たちが、JA静岡経済連から店舗コンセプトや課題の
オリエンテーションを受けました。これを受けて学生たちが、
チームを組んで情報の整理分析から、課題抽出。
ターゲットを絞り、ニーズを探り、解決への切り口を探り、
ビジュアルメッセージの提案を実習として行いました。
私の役割は、コーチングとサポーティング。
プレゼンテーションは学生が4つのチームに分かれ、
チームごとの表現コンセプトのもとにメッセージを表現して
企業側にプレゼンテーションしました。


Fujita/art director
b0147347_10332306.jpg



[PR]

by brookstudio-f | 2017-07-31 10:43 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 07月 31日

セミナー「デザイン」の力で「売れる」をつくり出す

6月8日にジェトロ浜松と、磐田市主催、磐田商工会議所、

JAGDA静岡地区共催のセミナーが開催されました。

私は、山一木研の林社長とパネルトーク

「経営者とデザイナーが語る成功事例~ 木工製品の場合」に登壇させて頂きました。

インフォメーションとコミュニケーションの違い。

デザインとはその思考と手法によって、

コミュニケーションの課題解決に導く手段であること。

そして、具体的な山一木研さんの事例をご紹介致しました。


デザインは最終目的ではありません。

メッセージを伝えることで、人の気持ちが動くことが大事です

デザインの役割は本質的な価値をつくりだし課題解決に導くことです。


Fujita/art director



b0147347_09595038.jpg












[PR]

by brookstudio-f | 2017-07-31 10:28 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 06月 26日

ブランドと商品の本質的な違い

ブランドとは、ある商品を他のものと識別するための「印」ですが、
それだけだとブランドと商品の違いが見えてきません。
しかし文脈としての知識に注目すると、ブランドと商品の本質的な
違いが見えてきます。商品がほかのものと別であると識別され、
そのブランドに関する情報や知識が、見たり聞いたり使ったりしている
人たちの心の中に文脈として蓄積されてゆくと、
ブランドは商品価値を増減させる固有の価値を持つようになります。

ブランドの名にかけて顧客に高いサービスを提供しようとする、
企業の姿勢、内容、行動、プロセス等が顧客に伝わったとき、
はじめてブランドは価値を創造し始めます。
そして継続的改善を伴う姿勢が、将来への大きな期待をイメージ付け、
ブランドが構築されます。
Fujita/art director


[PR]

by brookstudio-f | 2017-06-26 18:37 | Fujita/art director | Comments(0)
2017年 05月 29日

情報の伝わるしくみ

6月8日にジェトロ浜松と磐田市が主催するセミナーに登壇します。

デザイナーの立場から、情報が伝わる「しくみ」についてお話させていただきます。


情報伝達には、

インフォメーションとコミュニケーションがあります。

インフォメーションは客観的な情報の伝達。

それに対してコミュニケーションは、主観的な意思や感情を、相手が理解し、共感して、行動につなげることで成立します。

この心理的な共有性(共感)が、コミュニケーションの本質です。


デザインは見た目からコミュニケーションの課題を解決する手段です。

しかし、「見た目」をつくることだけが、グラフィックデザイナーの仕事ではありません。

それはデザインには、必ず目的や伝えたいこと=メッセージが存在するからです。

メッセージを伝えるためには、商品のコンセプトやポジションを知る必要があります。見た目をつくりはじめるのはそれからです。


メッセージを伝える仕組みを計画して、

「適切な表現」によって課題を解決するのがデザイナーの使命です。


具体的にはシンボルマークやロゴタイプをつくるCIVI
パッケージ、プロモーション、ブランディングのヴィジュアルコミュニケーション

はもとより、商品開発から事業企画、社会的課題の解決に至るまで、

企業と生活者、そして社会との間のあらゆる課題を、

コミュニケーションをデザインするという視点と手法によって
解決してゆきます。


言葉だけでは、魅力や価値は伝わりません。

そこには、信頼感や雰囲気、イメージなど言葉で表せない

「視覚からの情報」が価値をつたえるものとして大きな影響を与えます。

Fujita/art director




[PR]

by brookstudio-f | 2017-05-29 08:51 | Fujita/art director | Comments(0)