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2017年 10月 09日

「体験」や「感情」が重視される時代

コトラー 「マーケティングの未来と日本 時代に先回りする戦略をどう創るか」
の本のなかに、興味深いことが書かれていました。


自社が提供しているものは、競合他社が提供しているものと違うことを、顧客に体験してもらい、理解させる。
ビジネスとは「劇場」であり、体験型マーケティングとは、その舞台においてパフォーマンスを示すことだ。
「商品」や「サービス」を経済価値のある「経験」に変化させる努力をすべきである。

BJ・パインⅡとJH・ギルモア「経験経済 脱コモディティのマーケティング」

「経験は経済が扱う第四の売り物であり、サービスが財と区別されるように、経験はサービスと区別される」
とした上で、人は財よりも経験を消費するようになっていると主張した。


体験と同じように重要な戦略として、ストーリーティングがある。

ブランド構築に関して、人々の興味をひきつけるストーリーをどのように伝えるか。
ストーリーという言葉は、優れたブランドをつくる、という事の言い換えといってもよい。

ブランド構築は、そこで流された汗や、その商品にまつわる情熱についてストーリーを組み立てる、
ということだ。そして優れたマーケティングとは、消費者を興奮させ、
思わず声をあげさせるストーリーをつくることである。

こうした体験マーケティングよりもさらに踏み込んで、感情を揺さぶるマーケティングも存在する。
そこでは「需要」ではなく「感情」に働きかけるのだ。

さまざまなマーケティング活動において、感情を高めることで商品に対するコミットメントを強化できる。
マーケティングの戦略を策定するときには、「情緒的価値」をどのように高めるのか、
という戦術をあらかじめ用意しておく必要がある。

フェアフィールド大学のアルジュン・チョードリー「感情マーケティング 感情と理性の消費者行動」 

マーケティングも、ブランディングも時代や生活者の行動、情報の伝わり方によって変化してゆくのです。


Fujita art director





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by brookstudio-f | 2017-10-09 11:53 | Fujita/art director | Comments(0)


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