「マーケティング」というとどうしても難しい印象がありますが、
「TRUE DESIGN NOTE」にこんな文があります。
『マーケティングの基本は、良い商品やサービスを必要な人に提供すること』
『売り手の利益と買い手の利益を交換する活動』
売り手の利益は「金銭」、買い手の利益は「商品」。
当たり前のように感じるかもしれませんが、
マーケティングは「押し売り」をすることでもなければ
「宣伝して売る」ことでもありません。
その商品を必要だと思った人が、それに対してお金を払う。
「利益の交換」なんだと考えたら
マーケティングはもっと身近なものになるような気がします。
ここで大切なのが、売り手の利益には
「金銭以上に大切なもの」があるということです。
商品を手に入れたお客さまの心の中には、
その企業やブランドへのイメージが残ります。
「また買おう」という気持ちは、
ここから生まれてくるのではないでしょうか。
商品は、売れたら終わりではありません。
目に見える利益ばかりではなく、もっと大切な
「見えない価値」について想像力をはたらかせてゆくことが
なによりも大切なのかもしれません。
Kato/Designer
ブルックスタジオは
「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。