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2014年 11月 10日

iMac Retina 5Kディスプレイモデル

新しく発売されたiMacを、早速電気屋さんに見に行ってきました。
今回の目的はもちろん、Retina 5Kディスプレイです。
27型で5120×2880ピクセルの解像度、
今のフルHD画質が1920×1080ピクセルですから、
いきなり倍以上の高密度になります。
単体のモニターとしてもわずかしか発売されていないと記憶しています。 
APPLEのやることにはいつも驚かされます。

私はかなり視力が悪く、裸眼ですと歩くのも危ないぐらいの近視なのですが、
反面、眼鏡を外すとかなり近くによっても、画面にピントが合います。
(印刷物のアミ点なども判別できます)
店頭の5Kディスプレイに眼鏡を外して5cmぐらいまで顔を近づけてみましたが、
今までははっきりと見えたピクセルの粒子が、かろうじて分かる程度の小ささでした。

実際の所、現状では5Kの動画などほとんど存在しないので、
まだこの画面をフルに活かすソフトがないのですが、
ピクセルが小さいということは文字がくっきりと、読みやすいということです。
店頭のiMacもとても文字がキレイでした。
複数のウィンドウを同時に開いて、デスクトップにいくつも並べて置いても、
細かな部分まで確認できるということになり、作業効率には影響するでしょう。
当面は画質を楽しむというよりは、仕事で使う人に人気がでるのではないかと思われます。

何よりも、ここまで解像度が上がってピクセルが肉眼でほぼ認識できないということは、
すなわち「画面上の映像」ではなく「実際の風景」と遜色ないところまで来ている、
そう考えられるのではないでしょうか。
印刷にしろ画面にしろ、細かな点による画像の再現という原理は同じです。
その「点」が人間には判別出来ないほど小さくなったのですから、
例えば窓枠から見える風景と、その隣に並ぶ同じ映像を映したディスプレイの区別ができない、
そんなことも起こりえるのかもしれません。

「バーチャルリアリティ」という言葉が現れてずいぶん経ちますが、
画質に限って言えば、ついにそれが実現可能な性能をパソコンが持つことになった、
そんな時代が来たという感じがします。

Moriuchi/designer

iMac Retina 5Kディスプレイモデル_b0147347_9462541.jpg


ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

by brookstudio-f | 2014-11-10 14:23


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