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2014年 09月 10日

時ノ寿の森「まちへの木づかいプロジェクト」

掛川市倉真の大沢地区の時ノ寿の森クラブの活動現場に、
川勝静岡県知事が視察にお越しくださいました。
松浦理事長の現状報告の後、メンバーとして以下の内容を
提案してゆくことを報告させていただきました。

NPO時ノ寿の森クラブでは、このコミュニケーションデザインの
「伝える技術」を「地域を良くする」という視点から捉えなおして、
森の資源にデザイン(意味やアイデアを形にする)をかけあわせて、
新しい意味や価値をつくりだし、地域社会に伝えて、広めてゆきたいと考えています。

時ノ寿の森「まちへの木づかいプロジェクト」は、
「地域のために良いこと」これを真ん中にして、そこに「知恵→」だったり、
「時間→」だったり、「モノやサービス→」だったり、「お金→」だったり、
「情熱→」だったり、目に見えるものも目に見えないものも、
いろいろなものを集めて多様な課題解決を実現するプロジェクトです。

プロジェクト1
高齢者を温かくもてなすCO2固定ベンチ設置事業
時ノ寿の森の間伐材を使いCO2固定ベンチを授産所と協力してつくり、町に設置する。
掛川市市民活動推進モデル事業として、企画提案。
希望の丘各施設利用者の利便性向上施策のひとつとして
「高齢社会を温かくもてなすCO2固定ベンチ」を、
市民各位から寄付を募りベンチ設置。

プロジェクト2
時ノ寿の森 トイレットペーパー
製紙会社とコラボレーションで、間伐材で作ったご当地トイレットペーパーをつくる。

プロジェクト3
人生の有終の美を子供たちの未来に捧ぐ
掛川43+森環の棺
掛川市の葬祭業者と提携。使用する棺を、地元材で制作。
未来のふるさとを残す。

このプロジェクトは、まちに木づかいをして、
市民が社会参加をして、里山を守る仕組みをつくることを目的とします。

知恵を出してくれる人がいて、ボランティアで時間を提供してくれる人もいて、
モノやサービスを提供してくれる企業もいる。
資本=お金だけではなくいろんな人がいろんなカタチの資本を出し合って、
知識、関係、信頼、評判、文化という目に見えない
地域の資本を集結させる仕組みをつくり、共感形成型経済を目指してゆきます。

Fujita/art director

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ブルックスタジオは「Forward to 1985 energy life」に賛同いたします。

by brookstudio-f | 2014-09-10 11:13 | Fujita/art director


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